こんにちは☀
黒井です!
初めての案件を獲得し、無事Webライターとしてデビューしたものの、見慣れない単語が出てきて戸惑っている方はいませんか?
その見慣れない単語の1つに【トンマナ】があるでしょう。
トンマナは、Webライターがクライアントと契約してお仕事をするうえでとても重要なもの。
今回は
- トンマナとはなにか
- トンマナの確認方法
- 初心者Webライターが最低限チェックするべきポイント
をまとめました。
この記事を読むことでトンマナの理解を深め、クライアントのサイトイメージを崩さない優秀なWebライターに成長できるでしょう。
ぜひ、参考にしてください。
Webライターにとってのトンマナとは?どうやって確認する?
重要重要というけど、具体的にどう重要っぴ?
確認する方法は?
順を追って解説するからゆっくり見ていこうね
まずは、トンマナとはなにかを解説します。
その後で、実際の確認方法を見ていきましょう。
Webライターにとってのトンマナとは「文章の一貫性」を決める指標
トンマナとは「トーン&マナー」の略で、広告業界やデザイン業界、Web業界で使用されています。
Webサイトは多くの人の手によって作られていますが、制作に関わった人がそれぞれ好き勝手に各コンテンツを作っていては統一感がなくなってしまいますよね。
統一感がないと企業のイメージも固定されず、ユーザーに印象付けができません。
一目見て「あ!あの企業のサイトだな!」と感じさせることがブランディングにおいてとても重要なのです。
そして、WebライターはWebサイトに掲載する文章の担当者。
文章にもトンマナがあり、先に公開されているコンテンツと「一貫性」を持たせる必要があるのです。
トンマナは、どんなベテランWebライターでも従う必要があります。
情報量も記事の質も高い記事をかけるWebライターであっても、トンマナを無視して書き続けていればクライアントからお𠮟りを受け、最悪の場合契約を解除されるでしょう。
読者のために最高の記事を書くことはもちろんですが、クライアントが望む記事を書くこともWebライターの務めです。
トンマナをしっかりと理解し、クライアントに「ありがとう」と言っていただける記事を執筆するWebライターを目指しましょう!
トンマナは【クライアントに確認する】のがもっとも確実!
Webライターにとってのトンマナの重要性が分かりましたね。
では、確認はどのようにすればよいのでしょうか。
それはズバリ、【クライアントに直接確認する】ことです!
…え、聞くだけ?
そうだよ
でも意外と最初はできないものよ
そう。
トンマナはWebサイトにおける基本であるからこそ、それを決定しているクライアントに直接確認するのが1番早いのです。
クライアントに、掲載先URLを提示していただいて確認する方法もありますが、手探りかつ100%安心できる確認方法とは言えません。
「明らかにこうだ!」と思えるもの以外は、もっとも確実で早い方法をとるようにしましょう。
でも、いろいろ聞きすぎてウザがられないっぴ…?
逆だよ逆!
むしろ聞いて!!
クライアントからすると、確認せずに思い込みで執筆するWebライターよりも、事前に確認してくれる方が圧倒的にありがたいです!
ディレクターもやってる私としては、自分がどの程度必要なことを伝えられてるか確認になるしマニュアルの改訂もできるからどんどん聞いてほしい!
事実、事前に問い合わせてくださる方は修正が少なくなるので本当に助かっています。
Webライターが確認するべき基本のトンマナポイント4つ!
ではここから、Webライターが確認するべき基本のトンマナポイントを解説します。
そのポイントとは、下記の4つです。
- 文字数
- 文体
- 単語表記
- 記号
Webライティングをする際は、最低でもこれらのことにアンテナを張っておきましょう!
そうすれば、余計な修正を避けることができますし、クライアントからの信頼も得ることができますよ。
基本のトンマナポイント①文字数
1つ目は、クライアントから依頼された記事の想定文字数を確認しましょう。
文字数もトンマナなの?
そうだよ!
実は文字数も考えられたうえで決められているよ!
文字数もSEOでは重要なポイントであり、多ければよいというものではありません。
そのメディアのコンテンツで統一されているかが評価の基準なのです。
クライアントから記事執筆を依頼された際に、文字数は必ず指定されているので見落とさないようにしましょう。
また、SEOの観点から指定文字数+100~150文字が許容範囲です。
(メディアによっては、さらに多くてもOKな場合もあります。)
指定文字数よりオーバーする場合は、必ずクライアントに確認して許可を得るか、現時点でできあがっている記事を提出し、削るべき箇所を確認してもらいましょう。
基本のトンマナポイント②文体
2つ目は、文体。
文体とは、基本的に「です・ます調」か「だ・である調」かを指します。
もしかしたら「にゃん調」のメディアもあるかもね
文体は、ユーザーに与える印象を左右します。
この「くろめおブログ」は、「です・ます調」ですよね。
全体的に柔らかい印象になるように考えて、この文体にしています。
もしも、当ブログの文体が「だ・である調」だったとしたらどうでしょうか。
例文で見てみましょう。
なんか論文みたいぴよ
かなり固い印象になるよね
このように、文体はコンテンツの印象を決める重要な要素。
多くのクライアントは、文体も指定してくれています。
指定がない場合はクライアントに確認してくださいね。
基本のトンマナポイント③単語表記
3つ目は、単語表記です。
単語表記ってどういうこと?
日本では主に
- ひらがな
- カタカナ
- 漢字
- 英語(アルファベット)
を文章内で使用しますよね。
名詞1つとっても、どれを使用して書くかでユーザーが受ける印象が変わるのです。
「タンパク質」を例に見てみましょう。
『ダイエットでは、タンパク質を意識した食事をとることが重要です。』
『ダイエットでは、たんぱく質を意識した食事をとることが重要です。』
『ダイエットでは、蛋白質を意識した食事をとることが重要です。』
『ダイエットでは、Proteinを意識した食事をとることが重要です。』
どれも同じ内容ですが、実際に文章にすると印象が大きく変わることが分かるでしょうか。
メディアごとにさまざまな理由があり、どの表現を使用するかを決めています。
詳しい理由まで尋ねる必要はありませんが、一般的に表記が統一されていない単語については確認した方がよいでしょう。
確認した方がよい例 |
タンパク質などの栄養素 |
猫や犬などの動物の種類 |
ニンニクや人参などの食材 |
「子ども」or「子供」 |
「ご紹介」「お手洗い」など丁寧語 (「ご」「お」を付けるか否か) |
企業名や商品名 (カタカナか英語か) |
基本のトンマナポイント④記号
4つ目が、記号です。
記号って○とか☆とかっぴ?
よく使われるのは「!」や「?」かな
あとはカッコも注意しておきたいね
(☆はなかなか無いだろうけど…)
記号もメディアによって使用できるものが違います。
よくあるのが「!(エクスクラメーションマーク)」や「?(クエスチョンマーク)」。
失念されがちなのですが、Webライター自身の文章スタイルによって無意識に使用してしまうことが多々あります。
「!は使用可ですが、?は使用不可」やその逆、さらにはどちらも使用不可といったこともあるので記号に関しても注意しておきましょう。
また、カッコも多くの種類があります。
私の受け持つメディアでは、「本文中はカギカッコ以外はNG、見出しはどれを使用してもOK」とされています。
どの記号を、どの部分で、どこまで使用してよいかを執筆している段階でもよいので確認するようにしてくださいね。
まとめ|トンマナはWebライターにとって記事執筆の道しるべ!
トンマナとはなにか、初心者Webライターが意識すべき基本ポイントを解説しました。
今回ご紹介した4つのポイントを意識することで、クライアントに
このライターさんは分かってるな!
と思ってもらえること間違いなし!
分からないことを積極的に質問できるWebライターは、クライアントから評価されやすいです。
「これ使っていいのかな?」
「どっちの表現を使おう?」
と少しでも思ったら、すぐに確認しましょう!
また、トンマナがしっかり確認できているとクライアントからの修正依頼が少なくなります。
そうすると1記事にかける時間が短くなるため、ライティングの時間単価アップにつながりますよ。
トンマナへの意識を高め、クライアントから評価されるWebライターになりましょう!
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